ブログ引っ越しのおしらせ
131211 牛伏川フランス式階段工
2013.12.18 Wednesday
〔2013年12月11日 長野県松本市 牛伏寺(ごふくじ) 山門の右側の道を行くと、牛伏川の階段水路が見られます〕
撮影機材
・EOS60D
・EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
12月のとある平日、青春18きっぷを使って旅しようと思い立ち、
長野県まで出掛けました。
何気なく、松本市の観光名所を調べていたら、「牛伏川フランス式階段工」
という、すぐには想像のつきにくい場所を見つけました。
明治〜大正にかけて30年もの時間を費やした、土木工事の成果らしい。
JR中央本線の電車に乗り、村井駅で降りて、タクシーで20分ほど。
標高1000メートルのところに、その場所はありました。
牛伏寺(ごふくじ)というお寺は、厄除けで有名とのことで、まずはお参り。
それから、山門を出て、その横の道を川に沿って歩きます。
槍ヶ岳など、北アルプスの山々が見えました。
砂防ダムと、北アルプス。
やっと、見えてきました。「階段工」の看板が。
丸い石が敷き詰められていますね。
この階段水路は、19段あります。
こうして見上げると、壮観ですね。
牛伏川の上流は、地質が弱い上に、傾斜も急で、下流域では大きな水害が多かった。
そこで、明治〜大正にかけて治水のための土木工事が施されたとのこと。
そこで、明治〜大正にかけて治水のための土木工事が施されたとのこと。
傾斜が特に急な部分を、克服するため、
フランスのデュランス川・サニエール渓谷の階段工法を模して、
設計されたのが、この階段工です。
現在は、国の重要文化財に指定されて、観光に訪れる人も増えているそう。
フランスのデュランス川・サニエール渓谷の階段工法を模して、
設計されたのが、この階段工です。
現在は、国の重要文化財に指定されて、観光に訪れる人も増えているそう。
新緑や紅葉の季節など。また違った景色になるでしょうね。