稲田直人選手 横浜へ移籍
2009.11.26 Thursday
〔2009年2月7日撮影〕
今年、9月20日に京セラドームで見た、オリックス−ハムの試合の観戦記を、
ちゃんと書いてなかったけれど、
稲田君の移籍を知って、真っ先に思い出した。
2−7で負けた試合だったけれど、途中、
代打で登場して、2−2となる同点タイムリーツーベースを打ったんですね。
そのとき、ファイターズ公式サイトに出ていたコメント。
「久しぶりに野球が出来てうれしかったです。」
シーズン中の代打成績が、25打数10安打で、打率4割。
自己分析・超冷静 な 稲田君が、
ものすごく集中して、一打席一打席、大切にのぞんだ結果なんだと思う。
このコメント、知った当初は、癒されるな……なんて思ったけれど。
これだけ、結果を出せたのなら、
もっと試合に出ないと、もったいないよなあ、とも、
感じました。
セカンド・賢介、ショート・金子さん、サード・小谷野君、ファースト・信二、
とレギュラーが、がっちりと固まっていた、09年シーズン。
誰かに、もしものことがあっても、稲田君のような選手がいると、
ハムとしては助かるし、厚みがあって、良かった。
でも、野球人生を長いスパンで考えると、稲田君にとっては、
チャンスが広がる、いい機会になるのかも。
ファンにも、チームメートにも、愛されたキャラクターだったし、
本当に、いいムードメーカーで、ハムからいなくなるのは、さびしい限りです。
「いつも準備がしっかりできている」
そんな安心感のある存在でした。
〔2007年キャンプ〕
自分が振ったバットを後頭部に当てたところ……
スプレーがうまく、かかってなくて、手がすべってしまった、とのこと。
ファンのつどいで、直接、聞いたのが懐かしく思い出されます。
もう、ハムのキャンプ地で、見られないんですね。
ちょっと、信じられない感じもします。
横浜ではセカンドのレギュラー獲るくらいの勢いで、
ガンガン活躍してほしいです。
函館からの葉書
2009.11.16 Monday
今年の8月のある日、仕事用鞄の内ポケットから、御守りが出てきました。
6年前に函館護国神社で買った「夢叶う守り」です。
その存在を、すっかり忘れていたけれど、確か「ファイターズが優勝しますように!」という気持ちで、鞄に入れていたはず……
2006年に日本一になって、その夢は叶いました。
石の上にも3年、叶うまで3年。
叶ってからも3年、放置してましたが。いくら何でも、長い期間、持ちすぎです。
私の亡くなった祖父が、地元の小さな神社の神主をしていて、
御守りは、悪いものを、代わりに吸いとってくれるため、
一年たったら返納するものだ、と言っていたのを思い出しました。
気付いてすぐ、「夢が叶いました。ありがとうございました」という内容の手紙を添えて、郵便で御守りを神社に送りました。
そうしたら、わざわざ函館から葉書が届いたのです。
毛筆の文章で、丁寧にしたためられていました。
「御守り、8月13日に届きました。夢が叶ったとのことで、何よりです。遠方から、ありがとうございました」
サービス業の鑑のような、神社の対応です。
函館へは、あれ以来、行ってませんが、神社を訪れた時の空の色や、坂道を上がった感覚、忘れていた、いろんなことが、
一枚の葉書から、思い起こされました。
函館へ行く機会があれば、神社へ参拝して、また御守りを買おうと思います。
2009年シーズン終了
2009.11.08 Sunday
日本シリーズが終わり、ファイターズの今シーズンが終了。
日本一には届かなかったけれど、リーグ優勝と、
楽天とのクライマックスシリーズを制した戦いぶり、すごかったです。
今年1年、お疲れさまでした。
特に後半戦は、先発投手の柱のダル君を欠き、
アクシデント絡みの連敗もあって、危機もあったけれど、
チーム全体で乗り切ってきましたよね。
生観戦していて、今季のファイターズの野球は、
エキサイティングで楽しかったです。
「行けるところまで行く」とシーズン前に宣言していた、金子誠さん。
日本シリーズで元気だったら……流れも少し違っていたのかも、
と思うと、残念ですね。
ショート&打線の9番に金子さんがいてこそ、
の今年のチームだったと思います。
ゆっくり休んで、来年に備えてほしいですね。
笑顔の行方
2009.11.07 Saturday
日本シリーズ第5戦、
信二の勝ち越しホームランが出たときは、勝てると思ったんですが。
武田久投手が、今年はじめて敗戦投手となった。
報道が出るまでは、知らなかったです。
シーズンで、1本しかホームランを打たれていない。
という事実を。
その打たれた1本を、8月11日の東京ドームのオリックス戦で、生で見ました。
2−1と1点リードの9回表。
最初に代打で小瀬選手が出てきて、
初球をヒットにされました。(亀井選手のホームランも初球でしたね)
1アウト後、ローズ選手に逆転のツーランホームランを打たれて、2−3に。
(阿部選手のホームランも、1アウト後でしたね)
打たれた直後、菊地君に交代しました。
このときの東京ドームは、ファイターズのホームゲームだったので、
その裏に小谷野君の同点ホームランが出て、久さんの負けはなくなります。
ビジターゲームでは、サヨナラ負けになりましたね。
東京ドーム 2−1でリード
先頭の左打者の初球 左の長距離バッターの一発
あのときと同じ要素が出てきて、
終わってみれば、ゲンが悪かったというか、何というか。
唯一異なるのは、ローズ選手のホームランの直後、
久さんが交代になったのが8月。
今回は、同点になった後も、投手交代はなかったこと。
第6戦、もう一度、久さんにつなぐ展開で勝つことができれば、いいな。
59戦無敗、これは、すごいとしか言いようのないこと。
キャンプ中から、クローザーとなるべく、しっかり準備して、のぞんだシーズン。
申し分のない働き、活躍を見せてくれた久さん。
笑顔を、もう一度、見たいですよ。
がんばっていきましょう!
信二の勝ち越しホームランが出たときは、勝てると思ったんですが。
武田久投手が、今年はじめて敗戦投手となった。
報道が出るまでは、知らなかったです。
シーズンで、1本しかホームランを打たれていない。
という事実を。
その打たれた1本を、8月11日の東京ドームのオリックス戦で、生で見ました。
2−1と1点リードの9回表。
最初に代打で小瀬選手が出てきて、
初球をヒットにされました。(亀井選手のホームランも初球でしたね)
1アウト後、ローズ選手に逆転のツーランホームランを打たれて、2−3に。
(阿部選手のホームランも、1アウト後でしたね)
打たれた直後、菊地君に交代しました。
このときの東京ドームは、ファイターズのホームゲームだったので、
その裏に小谷野君の同点ホームランが出て、久さんの負けはなくなります。
ビジターゲームでは、サヨナラ負けになりましたね。
東京ドーム 2−1でリード
先頭の左打者の初球 左の長距離バッターの一発
あのときと同じ要素が出てきて、
終わってみれば、ゲンが悪かったというか、何というか。
唯一異なるのは、ローズ選手のホームランの直後、
久さんが交代になったのが8月。
今回は、同点になった後も、投手交代はなかったこと。
第6戦、もう一度、久さんにつなぐ展開で勝つことができれば、いいな。
59戦無敗、これは、すごいとしか言いようのないこと。
キャンプ中から、クローザーとなるべく、しっかり準備して、のぞんだシーズン。
申し分のない働き、活躍を見せてくれた久さん。
笑顔を、もう一度、見たいですよ。
がんばっていきましょう!
合格点
2009.11.03 Tuesday
〔2009年9月20日 京セラドーム 試合前のダルビッシュ投手〕
とある資格試験を11月1日に受けてました。
(それでも日本シリーズの1、2戦はテレビで見ましたよ)
自発的に、というよりは、会社でとらないといけない資格で、
9月のはじめ頃に教材を買って、勉強を始めました。
すべて独学だったため、テキストを満遍なく覚える、
という方法は無理だと思い(単に時間が作れない)
まずは「○点とれば合格」という合格ラインを確認し、
問題を解きながら、出題の傾向をつかんで、
満点ではなく、合格点を取る目標を定めて、勉強しました。
ちゃんと試験中も、これは確実に正解だな、と、
わかりながら解いて、確実なものが合格点分そろったので、
安心して、試験会場を出ました。
もちろん、全然わからない問題もあったんですけどね。
◆◆◆
日本シリーズ第2戦、身体の調子が悪い中でも、
抑えて勝利投手になったダル君。
相手の打線を研究して、シーズン中はあまり投げなかった
カーブを効果的に使っていた。
(西武の岸投手が、昨年の日本シリーズでG打線を抑えているのを
ネットの動画で見て、ひらめいたらしいですね)
NumberWebの記事、スライダーのキレもすごくて、
鶴ちゃんが4球もそらしたという(?)記事。
http://number.bunshun.jp/npb/column/view/4275/page:1
『ダルビッシュ有の変化球バイブル』P47より
(この本、買ってから全然読んでなかったわ……)
今まで見てきたピッチャーのなかで、ダル君の力が
ズバ抜けているという、鶴ちゃんの証言。
「特にすごいのは修正能力。どんなに調子が悪くても
しっかりとゲームメークしますから。たとえば、試合中に
投球フォームを修正したり、変化球が曲がり過ぎているのを
あえて曲げないようにしたりですね」
調子が悪い中でも、いろんな投球パターンをつかえる。
体調が良くて、140キロ台後半のストレートが投げ込めて、
ヒットも打たれない状態が「満点」だとすると、
そこからは程遠いけれど、チームが勝ったという結果は、
十分「合格点」だった。
◆◆◆
9/20のシーズンの最後の登板を生で見てたんですが、
あのときの印象をひきずって、
試合前、大丈夫なのかな〜と心配しました。
でも胸の内に「勝算」があってこそ、上がったマウンド。
ダル君の能力の、バリエーションの広さ、
また違った面を見られて、興味深かったです。