090208 キャンプ見学こぼれ話・素顔の選手
2009.03.10 Tuesday
浦添から、ゆいレールの駅までの帰りのタクシー。
お孫さんもいらっしゃるという、女性のタクシードライバーの方から、
面白いお話を聞きました。
ドライバーさんは、
スワローズの選手の宿舎までの送迎を、長年されてらっしゃるんですが、
「宿舎への帰り道だと、選手も気分が高揚するんですかね、
ものすごく、はしゃいだり、選手同士でふざけあったり、
するんですよ。”この姿をファンが知ったらがっかりするだろうね”
と冗談で言ったりするんです。
それが、降りてもらって、ファンの前に立つと、ビシッとなるんです。
不思議ですよね」
「何か、わかります。オンとオフの切り替えですよね。
夢を売る商売ですから」
なんて、私は相槌をうったんですが。
(本文と、下の写真とは関係ありません)
あとは、古田敦也さんが現役のときに乗ってもらったときの、
失敗談など、興味深いエピソードも聞きました。
「いつまで、滞在するんですか?」
「これから、空港へ行って帰るんです」
「また、いらしてくださいね」
「ええ、ぜひ」
お話の内容も含めて、サービスが嬉しかったので、
手元にあった(?)、慶三選手の写真を、ドライバーさんに、
プレゼントしました。”乗られることがあれば、良しなに”と。
090225 シモヤマバナシ
2009.03.10 Tuesday
〔2009年3月10日記す〕
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オリックスの下山選手から派生する、
ヨモヤマバナシ、ということで、このタイトルです。
サバイバル、オリックス外野戦線。宮古島キャンプから、
彼が紅白戦でいい結果を残している、ということは、知ってました。
2/25、高知での紅白戦の第2打席。鴨志田投手との対戦。
内角にきたボールを、よけたときの顔。(載せてはいけないような?)
紅白戦でデッドボールに当たるほど、嫌なことは、ないですよね。
今度は、すごい高目へ。コントロールが乱れています。
写真の右上方に写っているように、
対外試合では置けない位置に、ビデオカメラをセットして、
バッティングフォームを録画してます。
その横では、水口バッティングコーチが見ていますね。
登板を終えた投手に、水口コーチが
「2球目は、ツーシームだった?」
とか、球種を聞いていたのが、新鮮でした。
さて、この後、打ちました!
キレイにとらえてます。逆方向、ライトの頭上を越える、大きな当たり。
ツーベース、嬉しそうです。さすが、やりますね!
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下山選手とは、大学時代のクラスメート、プラス、いろいろ。
2008年7月2日の観戦記
(こっぱずかしい文章……)
プロ入り後は、宮崎のフェニックスリーグで、
ファイターズを観に行って、偶然出くわした1回と、
昨年秋のキャンプで、すれ違いざま、
私の方から「お疲れ様」と声を掛けたのが2回目。
これらの背景を踏まえて、3度目の遭遇の巻です。
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紅白戦が終わって、居残りの個別練習の時間帯。
一輝選手がサブグラウンドで、外野手ノックを受けているのを、
見届けた後、球場に戻ろうと歩いていました。
途中、ウェイトトレーニング場の前で、
年配の男性ファン二人が、話している声が聞こえました。
「シモちゃんや」
見ると、通路からバッチリ見えるところにマットを敷いて、
下山選手が、筋力トレーニングをしています。
(今日、ヒットを打ってたし、ひと声掛けてから帰ろう)
と、思い、足を止めて、彼の様子を眺めていました。
「シモちゃんのファン?」
彼の様子を見ていた私に、先ほどの男性ファンの方が聞いてきました。
不意の質問に、驚きました! そういう風に見えたのだ……
実は、このとき、
入れ替わり、立ち替り、いろんな選手が、彼に近寄ってきて、
話をしながら、腹筋などをやってたんですね。
(ブログ上で、お腹のことを気にしている割には、
ゆっくりやってるな。これじゃあ腹筋は割れないよなあ……)
ということも、考えたりしていた(笑)
こういう質問をした、おっちゃん(ニュアンスとしては、これがピッタリ)こそ、
下山選手のことが大好きなんだな、とわかりました。
彼のファンか否か? クローズドな質問だと、答えに詰まります。
●オープン質問
いつ? 誰が?何を? どこで? どのように? 等5W1Hで答えられる質問
例:「凄いファインプレーをされたときに、どんな気持ちなんですか?」
例:「洋服は、どのブランドが、お好きなんですか?」
●クローズド質問
YesかNoで答えられる質問
例:「ファインプレーされたときでも、淡々としてらっしゃるんですかね?」
例:「お洋服は、ご自分で買いに行かれるんですか?」
オープン質問で「誰のファンですか?」と、オリックスのキャンプ地で聞かれたならば、
間髪を入れずに「一輝選手のファンです」と答えます。
で、下山も応援してます、と付け足します。
「下山さんとは大学時代のクラスメートで、今も応援しています」
これは、ファンとは、ちょっとニュアンスが違う。
Wikipediaで、”ファン”の項目を調べてみた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/12/28 01:15 UTC 版)
この定義は、ちょっと大げさな感じですね。
だって、愛情で心の中がいっぱい!……なんですよ。
(おいそれと、○○ファンです、とは言えないな)
その点、おっちゃんたちには、彼に対する愛情を感じます。
やがて、トレーニングを終えて、
下山選手が、通路へ出てきました。
通りすがりの私は、出しゃばってはいけないと思い、
おっちゃんがサインをもらっているのを、見ながら、
待ちました。
(よしよし、ちゃんと礼儀正しく接しているな)
何だか、身内のような目線になります。
おっちゃんが御礼を言って、
サインを書き終わった彼が顔を上げました。
そして、すかさず、私の方へ視線を移して、言ったのです。
「こんにちは」
めっちゃ、爽やかなトーンです。
気づかれているとは思わず、油断して、
思いっきり微笑んでいた私……
「お疲れ様。ナイスバッティング!」
言いたいことは、これだけです。
マクドの店頭で、”スマイル0円”を求めるような気楽さ。
「おお、ありがとう」
去って行く背中に、”打つ前の内角球をよけるのが、上手かった”と
いうことを、付け足して、言いました。
私としては、そんなに重要なことを言ったわけではなく、
聞き流してもらって、大丈夫だった……
なのに、振り返って、聞き直してくれたんです。
言葉が伝わった後の、彼の笑顔。
その瞬間だけ、私は、ハタチの頃に戻ったような、
感覚になりました。
バカなんだけれど。
そういう風に気遣うところが、昔と変わってない。
その笑顔も、ずっと前から知っている。
下山選手の笑顔を見て、
自分自身も、学生のときに球場通いしていたときと、
気持ちの部分が、全然変わってないよな……
と気づかされたりもしました。
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この後、下山選手は球場の前で、
大量のファンにサインを書いていました。
人気が上がることは、周囲の期待値が上がることと比例します。
期待に応えられなかったときの批判も引き受けなければなりません。
気遣いができること、こまやかなところは、
彼の美徳だけれど、果たして、
選手として、キャリアを上げることに対して、
プラスに働いているのだろうか?
(周囲の期待に応えようとして、
自分で自分にプレッシャーをかけすぎて、空回りしないでよ)
ときどき、心配になります。
でも、いろいろあったけれど、
そのたびに、乗り越えて、プロ野球選手になった根性は、
生半可なものではない、と思っています。
活躍を信じて、今シーズンも見守りますよ。
090225 オリックス・高知キャンプ 諸々
2009.03.09 Monday
〔ネットの向こう側〕
片づけタイム。
自分の通る所だけを、手際よく開ける一輝さん
”生け捕り”というギャグ(?)を自作自演する岡田君。
〔ツボにきた〕
阿部: yeh yeh yeh yeh yeh ♪ 北川: wow wow wow wow ♪
yeh yeh yeh yeh yeh ♪ wow wow wow wow ♪
(これは、trfのサバイバルダンス……?) ←若い読者の方はワカラナイカモ
阿部: survival dAnce!
北川: whoo! (バットを振って踊ってます)
阿部: survival dAnce!
北川: whoo! (飛び跳ねてます)
これだけで、十分、愉快な光景なのですが。
(オリックスのチーム状況を表してるから、この選曲?)
と思ったら、二人の歌う”サバイバルダンス”が、余計に笑えました。
〔某名作〕
紅白戦後、ベンチに引上げてくる、伊藤君と、岡田君。
びじょとや……
とにかく、仲良さそうですよね。
〔二遊間〕
キャンプ中に撮った、唯一の後藤さんショット。
試合後、ロングティー中の大引君。
なんだか、キラキラしてましたよ。
090208 田中浩康選手 特守画像
2009.03.08 Sunday
2008年に続き、今年も見ました。
慶三選手見たさにUターンしてきた、ファイターズファン。
スワローズ浦添キャンプでの、田中浩康選手の特守。
ノッカーは、高田監督です。
今年も、浩康選手の動きは凄かった!!
昨年は、通りすがりに見て、その場に展開された光景に、ダイレクトに感動しました。
田中浩康選手が、セカンドのレギュラーで2007年のベストナインであったという情報等、
全く知らないまま、圧倒されて、見入りました。
http://letitbe.jugem.cc/?eid=711
上記の記事から1年後、日付も同じ、2009年2月8日。
この日は、朝から浦添にいたんですが、
練習スケジュールの予定表に、特守”7”を見つけたときは、驚きましたよ。
なかなか、2年連続で見られるものじゃない!
これは、”見ろ”ということでしょう。
ワクワクしながら、サブグラウンドへ行きました。
そして、期待以上の内容を、目にしました。
はじめは、ノックの打球も手加減を?
徐々に、左右に振られて行きます。ノッカーと野手のガチンコ勝負。
いちばん印象に残ったのは、このボールに追いつき……
捕ったところで、ギャラリーから、大きな拍手が!
(球際、粘ってますね)
加工、大きくしすぎましたが、この次の写真。この一枚を、ぜひ伝えたい。
「拍手、ありがとうございます!」
浩康選手は、ギャラリーに向かって、帽子をとって、こう言ったのです。
「いえ、いえ」なんて、隣りのお姉さんは喜んでたんですが。
私が思ったことは、コレです。
わあ、余裕あるなあ!
ノック中、バテバテだったら、お客さんに対して、そんなこと言う余裕はないはず。
写真のとおり、激しい動きをしてるんです。決して、手を抜いたりしていない。
素直に嬉しいと感じたから、とっさにとった行動なのだと思いますが。
スワローズファンと、浩康選手の、呼吸ということなのかな。
この双方向、ファンにとっては、嬉しいですよね。
他の選手の場合も、こういうことが起こっているのかどうか、知りたくなりました。
高田ノック、かなり、意地悪な感じ(?)だったんですが。
最後の方は「巧い!」と、ノッカーさえも唸らせてしまっていた、浩康さん。
終わった後は、このように泥だらけです。やっぱり、今年も「格好良かった」。
沖縄の最後に、上質なものを見せていただきました。
090208 東京ヤクルト・浦添キャンプ ランダウンプレー他
2009.02.23 Monday
朝イチで名護を出発し、全体のウォームアップに間に合う。
ウォームアップの合間に、青木さんと、何かのギャグをやってるところ。
(お笑いに疎い私に、元ネタを教えてください)
ベースランニングのタイムトライアル。福地さんのスタイルがいいですね。
誰がいちばん、速かったのでしょう?
慶三君は、タイムを書き込む、小川コーチの手元を見てました?
投内連携。1死1塁、とか、無死ランナーなしとか、
いろんなシチュエーションで、投手にゴロが転がったとして……という練習。
ピッチャーが、ゴロを取り、内野手へ送球します。(写真は由規投手)
投手の実戦的なフィールディング練習、大切ですよね。
投手からの送球を待っているところ。
その後、キャッチボール。スワローズの選手は、皆さん、よく声が出ています。
ランダウン(挟殺)プレーの練習、内野手役も、ランナー役も行います。
何か疑問に思ったことがあったのか、
宮本さんに、聞きに行っている慶三君。
丁寧に教えてくれる宮本さん。
ショートは、まだ、1年たっていない初心者マークですからね。
納得いくまで、聞いてました。こういう姿勢って、大事ですよね。
ランナー役に入れ替わる際、飯田コーチにも教えを乞う。
話に耳を傾ける。
なかなか、こういう風に、選手の方から、
聞きにいってる姿って見られないので、感心しましたよ。
ランナー役。
簡単に、この日の午前中の模様でした。