悔いは、あります。
2005.01.23 Sunday
悔いは、あります。
今中 慎二
元中日ドラゴンズの投手、今中慎二さんのプロ野球生活が綴られた本。
二軍で強要されていた、”格好悪いストッキングの履き方”に反発して、そうする必要のない一軍のマウンドでも、わざと長く見せたりとか。
ドラフト指名直前に、学校をさぼって遊びに行っていたのが、家族にばれたエピソードとか。(←おせっかい? な記者さんのせいで)
今中さんの人柄がわかって、何度もニヤリとした。
8年の栄光と5年の苦難の、野球人生。
ケガがなければ、もっと長く活躍できたはず、と
改めて思った。
〔メモ〕
大阪産業大付属の大東市の校舎が独立して、
校名が大阪桐蔭に変わったとき、
「同じチームだと思われず、対戦相手になめられた」
というエピソードが面白かった。
強豪校同士での練習試合はありえない〜
のに上宮高校から、練習試合を申し込まれたということも。
(手の内を明かさないためらしい。初耳だった!)
ISBN:4883970787 単行本 今中 慎二 ザマサダ 2002/05 ¥1,575
仕事の哲学
2005.01.03 Monday
仕事の哲学 (ドラッカー名言集)
P・F・ドラッカー
ドラッカー氏、
経営学について、たくさんの著作のある権威で、
もう90歳だとか。
1ページに一言が書いてある、シンプルな本です。
なが〜い著作の中から、短いセンテンスを抜粋しているだけなので、意味は読む人によってどうとでも取れる。
例えば、
「弱みを修正することに時間を使うべきでない、強みに集中すべきである」
という言葉。
野球の監督では、ミスターこと長嶋さんは、大いに頷くところだろうし。逆にシダックスの監督・野村克也氏ならば、欠点を直すことこそ大事である〜とおっしゃるでしょう。
古いけれど、新しい。
いろんな読み方をして、楽しもうと思っている。
ISBN:4478331030 単行本 上田 惇生 ダイヤモンド社 2003/08/01 ¥1,470
ラン・ローラ・ラン
2005.01.03 Monday
ラン・ローラ・ラン
【ラン・ローラ・ラン】社会人になってからの夏休み、
東京に遊びに行ったときに、
ふらりと渋谷の映画館に入った。
20分×3テイク。ベルリンのスタイリッシュな街の風景、
ローラが走ることによって、
運命が変わっていく、通りすがりの人たち。
ムズカシイコト抜きで、映像を楽しめる映画だった。
この映画のローラには、3テイクあったけど。
実際の人生は、こうは行かないのだよな。
DVD ポニーキャニオン 2004/01/21 ¥3,800 裏金の運び屋である恋人マニからの突然の電話。「ローラ、助けてくれ! ボスの10万マルクを失くした。12時までに金を作らないと、殺される・・・」残された時間は20分。大好きなマニが死ぬなんて考えられない・・・お金を工面するためローラは走り出す。
2004年シーズン直前 坪井さんのガッツ評
2005.01.02 Sunday
宝島社から出ている、プロ野球選手名鑑には、動物占いと、好きな言葉が入っている。選手の好きな言葉は、いろいろあって興味深かった。ファイターズでは、「努力」が圧倒的に多かったかな。
小笠原道大選手→「努力」
小笠原さんが”努力”を挙げているのは、とっても重みがある気がする。
坪井選手が、週ベのインタビューで「小笠原は決して天才じゃない」と答えていたのを思い出した。
小笠原さんが、数字を残すまでのプロセスを間近に見た坪井さん。
”正しい方向へ”が、ちゃんとできているのが凄いところだ。
小笠原さんのインタビュー記事では、
プロ野球aiでも、週ベでも、決まって
「ユニフォームを着ている限りは”満足”というのはずっとない」
ということが出てくる。
自分で、道を追い求めて、極めていくという姿勢。
そこが「サムライ」と呼ばれるゆえんなんだろうな。
そこが、実年の男性(?)のハートをグッと掴んでいる理由なんだろうな。
真のサムライは、一朝一夕では、生まれない。
ネットを歩けば、高校時代は8番か9番を打っていて、
本塁打0だったとか、プロに入ってすぐの時は、
練習でろくな打球が飛ばせなかったとか、そういうエピソードにぶつかる。
現在の小笠原さんになるまでの「努力」はいかほどのものだったのか。その背景は想像を絶するものに違いない―
サムライの真剣勝負、開幕まで、あと3週間。
今季も私は、小笠原さんの打席にしびれるんだろう。
(どうか、ケガだけはないように)
小笠原道大選手→「努力」
小笠原さんが”努力”を挙げているのは、とっても重みがある気がする。
坪井選手が、週ベのインタビューで「小笠原は決して天才じゃない」と答えていたのを思い出した。
小笠原さんが、数字を残すまでのプロセスを間近に見た坪井さん。
正しい方向に努力したり、
しかりした健康管理をするという能力で、
野球の才能を伸ばしている―
”正しい方向へ”が、ちゃんとできているのが凄いところだ。
小笠原さんのインタビュー記事では、
プロ野球aiでも、週ベでも、決まって
「ユニフォームを着ている限りは”満足”というのはずっとない」
ということが出てくる。
自分で、道を追い求めて、極めていくという姿勢。
そこが「サムライ」と呼ばれるゆえんなんだろうな。
そこが、実年の男性(?)のハートをグッと掴んでいる理由なんだろうな。
真のサムライは、一朝一夕では、生まれない。
ネットを歩けば、高校時代は8番か9番を打っていて、
本塁打0だったとか、プロに入ってすぐの時は、
練習でろくな打球が飛ばせなかったとか、そういうエピソードにぶつかる。
現在の小笠原さんになるまでの「努力」はいかほどのものだったのか。その背景は想像を絶するものに違いない―
サムライの真剣勝負、開幕まで、あと3週間。
今季も私は、小笠原さんの打席にしびれるんだろう。
(どうか、ケガだけはないように)
映画「メジャーリーグ」のあらすじ
2005.01.02 Sunday
メジャーリーグ お買い得パック (3枚組)
〔2004年1月21日記す〕
映画館で、父と妹と観た「メジャーリーグ」(3まであるけど、最初のやつ)
ヘビースモーカーの父が、ひたすら煙草を我慢して、映画に見入っていた姿が思い浮かぶ。
記憶が薄れていて、
「夫の跡を継いでオーナーになった未亡人は、なぜ自分のチームに負けてほしかったのか? なぜ最低の選手を集めてわざわざ弱いチームを作ろうとしたのか?」
が思い出せなかった。
新オーナーは、ひたすら監督、選手たちに嫌味を言いに来るんだけど。何でだ?
と思ってネットを漂ったら。
市との契約で、観客動員80万人を切ったら、フランチャイズ移転(あったかいフロリダへ)できるっていうのが動機だった。
映画を見た後に父が
「女オーナーは、選手たちに奮起してほしくて、嫌味を言ったりしたんじゃないか」と言ったのが、混乱させた。
(そのコメントは、私が書く物語に流用させてもらいました)
≪最低の選手たちだと思った奴らが、とんでもない力を発揮した≫そこが、この映画のツボなんだけど。オーナーの見る目がなかったこと(?)が、ファンにとっては幸いだったのね。
「メジャーリーグ」大人になっても、味わい深いわ。また、借りて見てみよう。新たな発見ができるかも。
ミーハーと野球通の間
2005.01.02 Sunday
ホームランはなぜ打てるのか (プレイブックス・インテリジェンス)
湯浅 景元
どちらが先かと問われれば、
いわゆる「ミーハ−」から野球に入門した。
渡辺久信さん、阿波野秀幸さん、西崎幸広さん……
格好よいわ! といったところから。
その頃は「ナベちゃんの独特のテークバックが!」
とか「西崎さんのスライダー最高」とか、
そういう見方はしたことがなかった。
最近、わかりやすい技術書や、
『野球小僧』というマニアックな雑誌や、
そういう本がたくさん出ていて、ありがたい。
好きな野球選手のことなら、もっと知りたいと思うもの。
ホームランってボールの中心よりも○ミリ下を叩くんだ〜
とすると、小笠原道大選手が、
もの凄く低いボールをスタンドインしてしまうのは云々……
なんて視点もプラスしたい。
だからどうだ……ってことはないけど。
いろいろわかると楽しいから。
こちらの本の、最終章の「豪速球」についての記述も、
熟読した次第です。
『ホームランはなぜ打てるのか』ISBN:4413040600 新書 湯浅 景元 青春出版社 2003/05 ¥735