マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男
2005.01.02 Sunday
マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男
マイケル・ルイス
『マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男』
オークランド・アスレチックスのGM、ビリー・ビーン氏について書かれたドキュメント。ここに書かれていた、ドラフト指名される選手の条件って、どこかで聞いたことがあるなあ〜と思ったら、我らがヒルマン監督が重視しているとおっしゃっていたことと重なっていた。(出塁率が高い、四球を多く選ぶ、三振しない、etc……)ビリー・ビーンもヒルマン監督も、メジャーリーガーとしての成功体験はなくとも、チーム育成者としての手腕はある、という点で共通していた。
お金がないから良い選手が集まらない、だから勝てない〜
という概念を打ち破る発想。
実際に成果も上がった。
読んでいて、目から鱗が落ちまくったので
”球団経営”に関心があれば興味深く読めると思います。
ISBN:4270000120 単行本 中山 宥 ランダムハウス講談社 2004/03/18 ¥1,680
ベースボールメンタル「君の甲子園」
2005.01.02 Sunday
ベースボールメンタル「君の甲子園」
チームビルド研究所
この本を昨年、神田の三省堂で見つけたとき、奇跡だと思った。高校球児のためのメンタルトレーニングの本なのだけど、私が注目したのは第一部の読み物の方。「君の甲子園」という題で、高校球児の新入生〜最後の夏までを1ヶ月ごとに区切って追っている。
球児が成長していく過程って、どんなものだろう?
という疑問に一つの例を示してくれた。
こういうことを知りたかった。
(大学野球版も出ないだろうか?)
ISBN:4831901318 単行本(ソフトカバー) チームビルド研究所 報知新聞社 1999/04 ¥2,205
パンチ佐藤の迷語録人生
2005.01.02 Sunday
パンチ佐藤の迷語録人生
佐藤 和弘
〔2004年8月14日記す〕
古本屋で、この本を見つけて、笑いこけてしまった。
パンチ佐藤さんの本名が「佐藤和弘」であるということも、遠い記憶の彼方。
雨が降ると嬉しかったり(グラウンドでの厳しい練習が中止になるから)、高校時代に新入部員は購買でジュースが買えなかったり、一つ一つのエピソードがすごく笑える。
ISBN:4763190334 単行本 佐藤 和弘 サンマーク出版 1992/03 ¥1,223
佐藤 和弘
〔2004年8月14日記す〕
古本屋で、この本を見つけて、笑いこけてしまった。
パンチ佐藤さんの本名が「佐藤和弘」であるということも、遠い記憶の彼方。
雨が降ると嬉しかったり(グラウンドでの厳しい練習が中止になるから)、高校時代に新入部員は購買でジュースが買えなかったり、一つ一つのエピソードがすごく笑える。
ISBN:4763190334 単行本 佐藤 和弘 サンマーク出版 1992/03 ¥1,223
知られざる豪州野球事情
2005.01.02 Sunday
野球批評―究極の野球マニアに捧げる (Vol.6) (Oak mook (81))
〔2004年8月24日記す〕
五輪代表準決勝敗退。オーストラリアに一度ならず、二度敗れてしまったか。まだメダルの可能性があるから、意地を見せてほしい。
オーストラリアの野球は、1989年にプロができたけれど、
財政が成り立たず、二度廃止になっている。ということを、
『野球批評vol6』の前田恵さんという方の記事で初めて知った。
あとは、優秀な選手はアカデミーで教育を受けるということも、少しだけ書かれていた。
(この記事では、デニー丸山さんという方のことがメインに書かれているが、その周辺の事情などがよくわかって、とても興味深い内容だった〜)
知らない野球の世界が、そこにはある。
環境は、日本の方が十分すぎるくらい、恵まれている〜
(プロ選手の待遇はすごすぎる)
この奥深い競技が、どんな場所でどういう発展をとげていくのか、未知であるから、とても面白い。
ISBN:4775503804 ムック オークラ出版 2004/07 ¥1,365
〔2004年8月24日記す〕
五輪代表準決勝敗退。オーストラリアに一度ならず、二度敗れてしまったか。まだメダルの可能性があるから、意地を見せてほしい。
オーストラリアの野球は、1989年にプロができたけれど、
財政が成り立たず、二度廃止になっている。ということを、
『野球批評vol6』の前田恵さんという方の記事で初めて知った。
あとは、優秀な選手はアカデミーで教育を受けるということも、少しだけ書かれていた。
(この記事では、デニー丸山さんという方のことがメインに書かれているが、その周辺の事情などがよくわかって、とても興味深い内容だった〜)
知らない野球の世界が、そこにはある。
環境は、日本の方が十分すぎるくらい、恵まれている〜
(プロ選手の待遇はすごすぎる)
この奥深い競技が、どんな場所でどういう発展をとげていくのか、未知であるから、とても面白い。
ISBN:4775503804 ムック オークラ出版 2004/07 ¥1,365
スクールウォーズ HERO
2005.01.02 Sunday
スクール・ウォーズ HERO
〔2004年9月18日記す〕
照英さん@山上先生、濃ゆすぎ、はまりすぎ。
ツボに入りまくって、感動と笑いで、泣きまくった……
(ああ、そんなに近づいて喋らなくても)
おけいはんや伏見稲荷や鴨川沿いの黒壁といった、
我々にはおなじみの風景にもびっくりだし。
キャストも濃ゆいよ。
特に中川家のお兄ちゃん。最高。
あれだけ可哀想さを演じられるのは、
お兄ちゃんしかいないよ。
それでもって、黄門さま=里見浩太郎さんとか、
大八木さんとか、いちいち笑ってしまった。
ストーリーも凄い、良かった。
見た後はスカッとするから、
スト中のプロ野球選手さんにも見てほしいなあ。
空海の風景
2005.01.02 Sunday
空海の風景〈上〉 (中公文庫)
司馬 遼太郎
この『空海の風景』は、ボリュームがあって、読みたいと思いつつ、
手を出していなかった。関西に来たのをきっかけに、
空海&最澄のことを知ってから、史跡に出かけようと思い、入手。
下巻は、3時間くらいでいっきに読みました。
読み返して面白かったのは、上巻の密教の成り立ちに関すること。
小説だと、スッと思想の内容が、頭に入ってくるから不思議です。
高校の日本史の授業では、用語が素通りしていっただけだったからな。
わずかに、政経倫理の”倫理”の授業で、
真言と天台の内容についてやった記憶がありますが。
いちばんの読みどころは、空海と最澄の後半生の確執ですかね。
二人の手紙のやりとりが凄い。
性格的には、対照的な二人だったことがよくわかります。